お客様との会話を大切に本当に似合う服を提案！今後は仕入れにも関わりたい【Willy Willyパレット店】

「ファッションは自分を表現できるもの」と話す松尾さん。ファッションと接客への興味からアパレル業界に就職し、お客様にとって本当に似合うものを提案したいと、ブランドや商品の勉強を重ねる毎日です。今後は仕入れを任されるスタッフを目指し、会話を大切に親身な接客に取り組んでいます。

人と接することが好きで、高校卒業後は事務仕事よりは接客業に就きたいと考えていた松尾さん。以前からファッションに興味があり、ウイリー ウイリーにはよく来ていたそうです。「いつもスタッフが親身になって似合う服を提案してくれて、自分もここでそんな接客がしたいと思いました」。

入社後に感じたのは、接客するのとされるのでは大違いだったことです。「初めての接客は緊張しました。商品知識があまりないので、お客様にうまく説明できませんでした」。まずは商品知識を身に付けようと、商品のブランドやデザインの特徴、新商品情報など、先輩スタッフから教わったり、自分でブランドのホームページを調べたりして勉強したそうです。「とにかく覚えることが多かったです。お客様は好きなブランドに関しては自分よりも詳しいので、逆にお客様から教わることもありました。新人時代は本当にお客様に育てていただいた感じです」と思い起こします。

接客の仕事を続けて2年。先輩スタッフに相談する他、雑誌を見てブランドについて学び、毎日自分の服装にも流行を取り入れるなど気を使ってきました。仕事に慣れてきた今では、自信を持って商品を提案できるようになったと話します。「ファッションは、自分を表現できるもの。似合うものを選び、お客様に喜んでいただきたい」と、自分が思い描く接客を語る松尾さん。そのためにもお客様といろいろな話をして、その中からニーズを読み取る努力を重ねています。

「一番心掛けているのは、常に前向きな言葉のキャッチボールです。服を買うのは楽しいことなので、ポジティブに買い物ができる雰囲気を大切にしています」。松尾さんは高校時代にサッカー部に在籍し、スポーツ好きなことから、ワールドカップやスポーツ全般の話をよくしているそうです。一緒にスポーツの話題で盛り上がりながらお客様に似合う服を提案し、「お勧めした服を気に入ってくださったり、後日その服を『着てきたよ』と見せていただいたりすると、うれしいです」と、やりがいを感じています。

現在、松尾さんはメンズメインのフロアを担当し、商品の品出し、季節ごとの売り場づくり、インスタグラムへの投稿、レジ業務等を行っています。「売り場づくりは商品の見せ方を考えるように言われ、先輩スタッフに教えてもらいながら作っています」。特に服の色合いや陳列方法など、見やすく取りやすく展示するのが難しいと言い、作り上げた後に必ず先輩スタッフに確認してもらっているそうです。またインスタグラムへの投稿では、新商品のニュースや話題をリサーチし、注目してほしいポイントを紹介。「お客様の興味を引くような内容を目指しています」と話します。

今後は、商品の仕入れにもっと関わりたいという目標を持っている松尾さん。「当店は豊富な商品量と、優しく親身な接客がファンを集めていると思います。当店を好きだと言ってくださるお客様のニーズに応えるためにも、仕入れの時から任せてもらえるようなスタッフになりたいです」。

これからもお客様に寄り添う接客を実践し、「完璧に似合っている服を提案したい」と力強く語ってくれました。