お客様の笑顔を見るためにどんな仕事もできるようになりたい！【マクドナルド帯広白樺通店】

近所にオープンするお店で求人を募集していることを知り、「楽しそう！」と、迷わず応募をした能登さん。働き始めてからは、好奇心とやる気を武器にさまざまな仕事に挑戦。目標に向かって自分を高め続けています。

自宅から自転車で30分程離れた場所にある高校へ通う能登さんは、登校中に偶然求人募集の看板を目にしました。「建設中の建物がマクドナルドになるということは知っていたのですが、そこで求人を見つけて興味を持ちました」。家から近く、無理なく通うことができる距離にあるという安心感が一番の決め手となり応募をした能登さん。問い合わせをした時期は店舗がオープンする予定の4カ月程前ということもあり、業務を覚えるためにも、そこから約1キロ離れた別の店舗でアルバイトをスタートさせました。週に5日間シフトに入り、周りのクルーたちに教わりながら一つひとつ確実にできるように成長。昨年9月には予定通り帯広白樺通店がオープンし、同店での勤務が始まりました。「最初に働いたお店は、新店の開業と同時に閉店することが決まっていたのですが、そこで一緒に働く先輩たちも新店舗へ異動する方が多くて心強かったです」。店内での接客やドライブスルーのお客様への対応、ホールの清掃などを担当しながら日々の勤務を楽しんでいます。

当店は、ゆったりとした駐車場と広々とした店内が特徴。北海道内でも2階建ての店舗は数えるほどしかなく、眺めの良い店内でゆっくりとした時間を過ごすことができます。

能登さんは働き始めてから少し経ったころ、新たなチャレンジを始めます。「先輩クルーが作るカフェメニューを見て自分も作りたいと思うようになり、バリスタを目指すことにしました」。当店はMcCafe by Baristaのコーナーがあり、コーヒーに関する専門知識や技術を持つ選任のバリスタが本格的なドリンクとフードを提供。このバリスタになるため、仕事の合間を縫って練習を重ねました。「最初は水で練習をして、どのような注ぎ方をしたらこぼれないか、早く完成させられるかなどの感覚をつかむのが難しかったです」。時には先輩クルーがカフェメニューを購入する際に、練習を兼ねて提供を担当させてもらうなど実践を重ね、そのかいあって、ついにバリスタの試験をパスしました。バリスタは学生アルバイトでも数名しか認定されておらず、スピードやクオリティーが認められた証です。「ラテアートのバリエーションも増やしたいですし、より高い技術を身に付けられるよう頑張ります」と更なる成長を目指しています。

「いつもお客様の笑顔が見たいと思って仕事をしています」と、明るく話す能登さん。当店は、70名程のクルーが働いており、大半が学生アルバイト。その日によって働くメンバーは変わりますが、常にチームワークを意識しながら、スピーディーな提供を通じてお客様の満足づくりを目指しています。また、職場で仲良くなった友達とプライベートで遊ぶなど、当店が縁で交友関係も広がっているようです。

「目指すのは、このお店で一番になることです。どの場所を任されても高いレベルで仕事ができるようになりたいです」と更なる成長に向けて一直線。「調理をしたことがないので、いずれは調理も経験してみたいです」と、まだまだやりたいことがあるようです。4月から高校3年生となり、卒業まであと1年。地元での就職を視野に、社会人になるための進路選択も控えています。当店で働く経験が、能登さんの将来の大きな力になってくれることでしょう。