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スポーツバーに転職!人と出会い接する中で自分も成長していきたい【IRISH PUB GALWAY】

2023年3月20日公開

私が選んだ職場

各国のお酒を扱い、スポーツ観戦も楽しめる、そんなバーで働きたいと転職した鈴木さん。丁寧な指導の下、初めての調理にも挑戦し、バースタッフとしての知識や技術を習得しました。昨年から責任のあるマネジャーを任され、心地よい店づくりへ向けて毎日努力しています。

マネジャー/鈴木諒哉さん(28歳)
帯広市出身。高校卒業後、建築関係に就職。7年前にGALWAYへ転職し、昨年マネジャーとなる。

未経験で採用され調理にも初挑戦

以前からGALWAYをよく知っていたという鈴木さん。「ギネスビールをはじめ、各国のお酒がそろう正統派のバーですが、かしこまったイメージがなく、スポーツバーとして大勢で楽しく過ごせるお店。このようなバーで働いてみたいと思っていました」と話します。シゴトガイドの求人サイトで募集広告を見て応募し、面接を受けて採用されたのは21歳の時でした。

お酒は好きで多少知識はあったものの、料理は未経験で不安があったそう。入社後はまずホール業務からスタートし、扱っているドリンクやフードメニューを覚えていったと言います。最初はバースプーンの持ち方も知りませんでしたが、先輩スタッフや社長から丁寧に指導を受け、ウイスキーやカクテル等のドリンクの作り方など、少しずつ知識と技術を身に付けていきました。約1年後には調理を担当することになり、包丁の使い方、食材の切り方をはじめ、レシピや調理のコツを一から教えてもらいました。「最初に作ったのは店の定番メニュー『ゴールウェイ・ピザ』です。ソースから手作りし、何とかうまくできました」と思い起こします。

人との距離感を意識して心地よい空間を提供

仕事の中で、最初に難しいと感じたのは配膳作業でした。特に、1階で作ったドリンクや料理を団体客が利用する2階まで運ぶ時は、細心の注意を払います。何度も運んでいるうちに、力だけでなく持ち方にもコツがあることをつかんで、バランス良く配膳できるようになりました。

そして、接客時にいつも意識しているのが「お客様との距離感」だと言います。なれなれしく接しても、遠慮がちにしていても、良い接客とは言えません。「楽しく話しているつもりでも、お客様は一人で静かに飲みたかったというケースもあります。仕事として最適な距離感を体得するまで、時間がかかりましたね」。お客様によっても距離感の捉え方は違います。自分の発した一言が、店の印象の良し悪しにもつながるという責任を感じており、「接客は今も日々勉強中です」と気を引き締めます。

一方、サッカー等のスポーツイベント時には、映像の見せ方や音量、ドリンクのお代わりのタイミングなどに配慮していると言い、終了後に「今日は楽しかった。ありがとう」とお客様から感謝の言葉を掛けられると励みになるそう。臨機応変に対応し、お客様に心地よく過ごしていただける空間を提供しています。

人材教育にも力を入れ実践したことを伝えたい

鈴木さんは、バーの仕事の魅力を「いろいろな人と出会えること」と話します。お客様の顔や好みのドリンクを覚えるのが得意だという記憶力を生かし、「再び来店された時に、以前頼んだドリンクの話などで仲良くなって、より店を好きになっていただければ」と、積極的にコミュニケーションを取っています。

また、平日は仕事帰りのお客様が多く、その時々のニュースが話題に上るため、毎日時事問題をチェックするよう心掛けています。休日にはお酒の種類が多い店を調べたり、料理を食べに行って参考にしたり、日ごろから勉強をしている鈴木さん。「これからも多方面にアンテナを張り、知識を深めてお店づくりに生かしていきたいです」と、毎日努力を重ねています。

昨年マネジャーとなり、食材やアルコールの発注、メニューの仕込み、売り上げの管理等も任されるようになりました。「上の立場になったので、今後は従業員の教育にも力を入れたいです。当店のこだわりと共に、自分が実践してきたことを伝えていければいいですね」。人に教えることで、自分自身も学び直し、更に成長していきたいと力強く話してくれました。

  • 調理も担当。出来上がった料理の配膳をホールスタッフに依頼する

  • 大型スクリーンを備えた2階フロア。イベント中はスタッフが常駐し注文を受ける

  • 料理を運ぶ時は、楽しく召し上がってほしいと願い笑顔を心掛けている

  • 空いたグラスがないか常にホール全体を見て、追加注文があれば対応する

  • サックスを改造した特注のサーバーからビールを注ぐ

従業員同士が意見を出し合い親しまれるバーを目指して

代表取締役社長/大屋竜人さん(42歳)

以前仕事をしていたアイルランドでは、気軽に入れて楽しめるパブが多く、その影響を受けてノーチャージのバーを開店しました。コロナ禍前は年1回社員旅行を実施。互いに息抜きをし、多彩な飲食店を巡って勉強にもなる旅行です。従業員同士が意見を出し合い協力しながら、お客様とのコミュニケーションを大切にした親しまれるバーを目指しています。

IRISH PUB GALWAY(アイリッシュパブ ゴールウェイ)

ギネスをはじめ5種の樽生ビールと各国のウイスキー、カクテルがノーチャージで楽しめる。1、2階合わせ最大80名収容可能。180インチの大型スクリーンを備え、スポーツバーとしても人気。

北海道帯広市西2条南10丁目20‐5
TEL.0155‐20‐5211
https://tokachi.mypl.net/shop/00000359381/

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