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注目のアルバイト。デリバリースタッフの仕事とは

2024年3月4日公開

シゴトガイド流!北海道お仕事白書

デリバリースタッフの仕事とは

ひとことで言えば、お客様のもとへ商品を届ける仕事です。最近なら飲食店の料理を自宅まで届けるフードデリバリーがイメージしやすいですが、扱う品物はさまざま。日用品や生鮮食品、雑貨など、幅広い商品に対応するケースもあります。デリバリー業務は、かつてはお店のスタッフが配達することが一般的でしたが、近年は「Uber Eats(ウーバーイーツ)」などに代表されるデリバリー代行業者が行うことが多くなっています。デリバリースタッフは、このようなデリバリー代行業者に登録し業務を行うことになります。仕事のおおまかな流れは以下のようなイメージです。

・配達オーダーを確認したら、料理や商品などをお店に取りに行く
・商品を荷積みして出発
・お客様に商品を渡す(現金決済の場合は代金の回収なども行います)
・お店に配達の完了報告を送る

デリバリー代行業者に登録して業務を行う場合、移動手段は基本的に自由です。自転車、バイク、自動車など、好きな方法で業務ができます。地図アプリやナビも使えるので、土地勘があまりなくても道に迷うことは少ないでしょう。

働き方や給与について

デリバリースタッフの募集は「アルバイト」と「業務委託」の2つの働き方が多いです。それぞれについて詳しく解説します。

アルバイト
商品を提供するお店やデリバリー代行業者と雇用契約を結んで働きます。勤務はシフト制で給与は時給制となります。配達オーダーが少ない日でも、時給制なら安定して稼げるので安心です。また、配達に使用する自転車・バイク・自動車などの移動手段、スマートフォン、制服などは雇用先が用意してくれます。事前研修やマニュアルが用意されているケースも多いので、初めての人でも取り組みやすい環境が整っている点がメリットと言えます。

業務委託
個人事業主としてデリバリー代行業者と業務委託契約を結んで働くスタイルです。配達1件ごとに報酬をもらえる、完全歩合制となります。そのため、件数をこなせるようになれば、高収入も期待できます。仕事に使用する移動手段や道具などは自分で用意しなければなりませんが、働く時間や対応するエリアなどは自由。副業や空いた時間に稼ぐ手段として、この働き方を選ぶ人も少なくありません。

デリバリースタッフとして働くメリット

一人で仕事をしたい方にはおすすめ
デリバリー業務は基本的に一人で仕事を行います。お客様対応や同僚と接する機会は少ないので、コミュニケーションに自信がない方でも取り組みやすい仕事です。

服装、髪型などの制限は少なめ
配達業務がメインのため、お店でお客様対応が発生する仕事と比べると、服装、髪型などの制限がゆるい場合が多い傾向にあります。アルバイト雇用の場合、雇用先の規則があるケースも考えられるので面接等で確認しましょう。業務委託で働く場合は、著しく見た目の印象が悪い場合や配達時に危険が伴うような服装等でなければ、服装や髪型は基本的に自由です。

デリバリースタッフのデメリット

天候が悪い日ほど、配達のオーダーが増えがち
大雨、台風、雪など、人が外に出たがらない悪天候の日ほど、デリバリーのオーダーは増えます。忙しいことはもちろん、悪天候の中で移動するのは大変です。事故のリスクも増えるので、移動中は細心の注意を払わなければなりません。

配達、会計ミスによるクレームも
お客様のもとに商品を届けるシンプルな仕事ではありますが、ミスが発生することもあるでしょう。例えば、配達中に料理がこぼれてしまう、サイドメニューを入れ忘れる、お釣りを間違える、配達に時間がかかりすぎてしまう、などがよくあるミス。場合によってはクレームに発展する可能性もあり、店舗で仕事する時のような素早いフォロー対応がしにくい分、注意が必要です。

交通事故のリスク
配達中に事故を起こしてしまったり巻き込まれてしまったりするケースがあります。配達時間を気にするあまり、スピードを出しすぎたり注意が散漫になったりすことで事故のリスクが高まります。天候によって視界や路面状況が悪い日も注意が必要です。くれぐれも安全運転を心掛けて業務に取り組みましょう。

まとめ

・デリバリースタッフは、お客様のもとへ商品を届ける仕事。フード以外にも、日用品や生鮮食品、雑貨などを扱うケースもある。
・店舗と雇用契約を結びアルバイトスタッフとしてデリバリーを行う働き方や、デリバリー代行業者と業務委託契約を結んで働くスタイルがある。
・一人の時間が多い、好きな服装や髪型で働きやすい、といった点がデリバリースタッフとして働くメリット。
・デメリットとしては、天候が悪い日ほど忙しいことやミスによるクレーム、交通事故のリスクなどがある。

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