データ入力のバイトはどんな感じ？仕事内容や必要なスキルを解説！

基本的には、売上や顧客情報などのデータをパソコンで入力していくのがデータ入力の仕事です。文字や数字を入力するのではなく、議事録・取材などの音声データを書き起こす仕事や、写真・イラストなどの画像データを入力する仕事もあります。これら以外にも、一般事務として伝票処理と並行してデータ入力を行う場合や、電話受付などコールセンター業務と並行してデータ入力を行う職場もあります。一口にデータ入力と言っても職場によって業務内容が異なるため、求人票の仕事内容や募集要項はしっかり確認しましょう。

パソコンの基本的な操作やタイピングができれば、応募にあたって経験を問わない募集が多いです。ただし、タイピングのスピードや正確性などを確認するため選考中にスキルチェックが行われる場合もあります。「緊張して本来のスキルを発揮できなかった」ということがないよう、事前にシミュレーションしておくことをおすすめします。

最近では企業のオフィスで働くだけではなく、自宅で行える仕事も多くなってきています。給与形態も時給制や月給制だけではなく「1件または1文字あたり何円」といった出来高制の募集もあります。このような背景から、メインのアルバイトとして働く人以外にも、副業や掛け持ちでデータ入力を行う人もいるようです。

・タイピングがスムーズに行える人
特別なパソコンスキルは求められない仕事ですが、普段から使い慣れている方が仕事はスムーズに進められます。特にタイピングスキルは重要。タッチタイピングができたり、ショートカットキーなどを駆使して効率的に仕事が進められる人は重宝されます。WordやExcel、Power Pointなどを使用する職場も少なくないため、それらを使ったことがあれば仕事を覚えるのに役立ちます。

・根気強く正確に仕事を進められる人
同じ作業を繰り返す仕事のため、業務そのものは単純な場合が多いですが、正確さは求められます。入力するデータが企業の重要な資料に使われることもあり、正確さは最重要。そのため、ミスなく入力を続けられる人や几帳面な人は活躍しやすい仕事です。また、長時間にわたってデータを入力し続けることになるので、集中力が長続きする根気強いタイプの人も活躍できます。

・コツコツ一人で仕事をしたい人
パソコンに向かって一人で作業する時間がほとんど。周りの人と会話したり協力したりといった場面は少ないです。業務の進め方も自分のやり方で進められることもあり、報告・連絡・相談は必要ですが、一人で集中して行う作業が好きという人は働きやすいでしょう。

・パソコンやタイピングが苦手な人
未経験者歓迎の募集も多くありますが、最低限のパソコンスキルとタイピングスキルは必要です。WordやExcel、Power Pointといったソフトを使用するケースもあり、基本的な操作ができなければ仕事がなかなか進みません。タイピングスキルも同様に、スムーズにタイピングできる程度のスキルは最低限必要となるでしょう。知識やスキルが全くゼロの状態からチャレンジするのでは長く続けることが難しい仕事です。

・長時間、集中するのが苦手な人
長時間にわたってデータを入力していくため、何時間も正確に入力し続けられる集中力も必要です。企業にとっては重要なデータの入力を担うため、誤入力などのミスは致命的。ミスが重なったり続いたりしてしまうと、仕事を苦痛に感じるようになってしまいます。

・周囲と協力して仕事をしたい人
基本的には一人で行う仕事です。同僚とのチームワークを大切にしながら、互いに協力して仕事を進めるような場面はほとんどありません。仲間と喜びを分かちあえるような仕事が好きという人には、物足りない仕事と言えます。

・売上や顧客情報などのデータをパソコンで入力していくのが基本的な仕事。ただし、職場によっては一般事務のような役割やコールセンター業務を並行して行う場合もある。
・入力するデータも、文字や数字だけではなく、写真・イラストなどの画像データを扱う場合も。
・タイピングがスムーズに行える人や、根気強く正確に仕事を進められる人、コツコツ一人で仕事をしたい人にとっては向いている仕事。反対に、パソコンやタイピングが苦手な人、長時間集中するのが苦手な人、周囲と協力して仕事をしたい人にとっては向かないかもしれません。