スーパーのアルバイト。部門別の仕事内容を詳しく紹介

「レジ部門」の仕事
商品バーコードのスキャン、代金の受け取り、お釣りの支払い、接客などが主な仕事です。シンプルな仕事ですが、混雑時にはスピーディーで正確な作業が求められるほか、長時間の立ち仕事でもあります。また最近は、セルフレジ・セミセルフレジ、キャッシュレス決済など多様な支払い方法に対応する店舗も増えており、それぞれの使用方法や操作に関するお客様の問い合わせ対応など、業務の幅もひろがっています。

「お惣菜（デリカ）部門」の仕事
お惣菜（デリカテッセン）商品の調理や盛り付け、店頭への陳列などが主な仕事です。お弁当や丼物、揚げ物、サラダ、お寿司など幅広い品目を調理しますが、レシピに従って進められます。お料理が好きな人や、料理のレパートリーを増やしたい人には向いている部門かもしれません。最初のうちは、お弁当のおかずを詰めたりフライヤーで揚げ物を揚げたりなど簡単な業務から始められるので、料理が苦手な方も安心です。

「青果部門」の仕事
野菜や果物の陳列、カット、袋詰め、商品の品質管理が主な仕事です。スーパーの中でも扱う品目が多く、陳列のために店頭へ出る機会も多くあります。その際に接客をすることもあり、お客様の反応を見やすい役割でもあります。バックヤードではカットや袋詰め以外に、納品された商品の搬入もあります。野菜や果物がいっぱいの箱を移動させるため、体力も必要な部門です。

「精肉部門」の仕事
豚、牛、鶏肉などの生肉や加工肉を扱う部門。お肉のスライスやミンチ、商品のパッケージング、陳列などを行います。スライスやミンチは専用の機械を使うので、慣れていない方でも安心して作業できます。作業場は品質管理のため、低温に保たれているため、体調管理や寒さ対策に気を付ける必要があります。

「鮮魚、水産部門」の仕事
魚をさばいて刺身や切り身にしたりパックして店頭に並べたりするのが主な仕事。たっぷり氷が入った発泡スチロールの箱を運んだりすることもあります。精肉部門と同じく、魚の鮮度を保つため作業場は低温に保たれており寒さ対策が必要。魚のさばき方を身につけられるメリットもある仕事です。

「品出し部門」の仕事
バックヤードから店頭への商品補充や陳列、陳列棚の整理、在庫管理などを行う部門です。商品補充は、お菓子などの軽いものだけではなく飲料など重いものを運ぶこともあります。また、店内の広範囲にわたって品出し業務を行うため、店舗のレイアウトを頭に入れておかなくてはなりません。しかし特別なスキルは必要ない作業なので、初心者でも始めやすい仕事。店頭の商品の在庫や配置が売上げに影響を与えるため、大きなやりがいも感じられる役割です。

スーパーマーケットでは、主婦、高校生、大学生、年配の方など幅広い層のスタッフが働いており、世代を問わず活躍できます。部門別には、ここまで紹介したように、さまざまな仕事があるため、生かせるスキルや特性は異なります。しかし逆に考えれば、得意なことや興味のあること、身につけたいことなどに応じて、活躍できる場所を見つけやすい職場とも言えるのではないでしょうか。また、どの部門であっても接客の機会はあるため、人と接することが好きな人は向いていると言えます。

・レジ部門では、商品バーコードのスキャン、代金の受け取り、お釣りの支払い、接客等が主な仕事。
・お惣菜部門では商品の調理や盛り付けなどを行うが、調理はレシピに従って進めることができるほか、最初のうちはお弁当を詰める作業など料理が苦手な方でも始められる。
・野菜や果物の陳列、カット、袋詰め等を行う青果部門では、野菜や果物がいっぱいの箱を移動させる業務もあるため、体力も必要。
・精肉部門では、お肉のスライスやパッケージングなどを行う。品質管理のため作業場が寒いこともあるため、防寒対策や体調管理が必要。
・魚を刺身や切り身にする業務等を担う鮮魚、水産部門では、魚のさばき方を身につけられるメリットがある。
・品出し部門は店頭の商品補充や陳列等を担当する。店舗の売り上げにも影響を与えるため、大きなやりがいを感じられる部門。