シゴトガイド
ホーム求人情報応募・面接のコツインタビュー・記事シゴト図鑑
  1. シゴトガイド
  2. インタビュー・記事
  3. 私が選んだ職場
  4. 私が選んだ職場【ジョイカル帯広38店】

私が選んだ職場【ジョイカル帯広38店】

2021年10月11日公開

私が選んだ職場

実家は旅館業。働く両親の背中を見ながら、自然とコミュニケーション能力が身に付いたという野口さん。現在はその力と持ち前のポジティブさを武器に、大好きな車業界で、忙しくも充実した仕事人生を送っています。

好きなことを仕事にすれば、人生はもっと楽しくて豊かになる。

常務取締役/野口 陵さん(42歳)
大樹町出身。2015年に入社。店舗業務に加え、広報や人材育成などを担う。

離れたからこそ気付く、十勝の豊かさ。

小学生のころから車好きで、憧れの仕事は自動車の整備士だったという野口さん。「道行く車を眺めたり、ディーラーさんからもらったカタログを車好きの同級生と一緒に見たりするのが楽しみでした」。その後も車についての興味は尽きることなく、趣味としてたくさんの知識が蓄えられていきました。そんな野口さんは高校卒業後に十勝を離れ、東京や四国でいくつかの接客業の仕事を経験しました。「実家が旅館を経営していたため、常にお客さんが家にいるような環境で暮らしていました。初対面の人と会話をしたり、距離を縮めていくスキルは自然と身に付いていたので、どの仕事も充実していました」。しかし、道外での暮らしで地元の良さを再認識した野口さんは、Uターンを決意します。「十勝の水や食べ物のおいしさも、過ごしやすい気候も、一度離れたからこそ分かる価値がありました」。帰郷後も接客業に就いた野口さんでしたが、35歳を迎えたころに、転職でキャリアを重ねるのは最後になるかもしれないと考えるようになったと言います。「自分に言い訳をしないで頑張れる仕事って何だろうと考えた時に、ずっと好きだった車の業界で働くという道を選びました」。選んだ職場は、以前板金を依頼したことがあったという有限会社後藤商会でした。「独立して一人親方になるケースも多い業界ですが、組織の中で自分を成長させながら地域貢献ができる職場で働きたいという思いがありました。『必ず役に立ちます』と自分を売り込みに行ったのを覚えています」と当時を振り返ります。こうして野口さんは車業界でのキャリアをスタートさせました。

全国規模のネットワークで、安心を与えたい。

野口さんが働く職場は、有限会社後藤商会がフランチャイズ経営をするジョイカル帯広38店です。販売や修理、保険など車に関することをトータルでサポートしています。国内の全メーカーの車を取り扱っており、購入時の支払い計画の選択肢が多いことも特徴。全国規模のネットワークを生かして安心して車選びができる一方で、創業30年になる地元企業ならではの細やかなアフターフォローが受けられることが喜ばれています。野口さんが担当するのは、主に営業、仕入れ、買い取りの仕事。持ち前の知識と自然体の接客で、それぞれの顧客に寄り添った提案を行っています。「コロナ禍の中であっても、お陰さまでたくさんのお客様とお取り引きをさせていただいています」と野口さん。キャンピングカーなどトレンドをつかんだ展示を行い、YouTubeやフリーマガジンを通して戦略的にPRを行うことで、地域での存在感を高めています。「車屋さんに行くと買わされると思って警戒して来るお客様も多いのですが、帰るころには『いい話が聞けたな。いい人だったな』と思っていただけるような接客を目指しています」と話します。

好きなことを仕事にして、一生懸命努力し続ける。

心から好きだと言えることを仕事にした今だからこそ、野口さんはこれからの時代を担う世代の人たちへ日ごろから伝えているという仕事観があります。それは、「好きなことを仕事にして一生懸命に努力することで人生が豊かになる」ということ。「お金のためにする仕事って続かないし、身に付かないと思うんです。一生懸命な姿は必ず周囲に伝わります。それが今の時代には特に大事なんじゃないかな」。休日でも得意先からの問い合わせがあれば快く相談に乗ったり、顧客が経営する飲食店へ食事に行くなどアクティブに過ごす野口さん。「両親が365日働く姿を見てきたせいか、オンオフという概念がないのかもしれません。理解をしてくれる妻や子どもたちには感謝しています」と話します。
今後は多店舗展開も視野に入れながら、若い世代に車の魅力を伝えていくことが目標だという野口さん。前向きで力強いその姿で、関わった人たちと良好な関係を築きながら、目標を形にするために日々前進し続けています。

  • お店は国道38号線沿いに位置しており、お勧めの車がずらりと並ぶ。利用するシーンがイメージできるようなキャンピングカーの展示も好評。

  • 店舗業務だけでなく、広報や人材育成、経営会議など、野口さんの仕事は幅広い。

  • 仕事時間は数値化して管理している。「業務時間を可視化することで無駄を減らして効率化につなげています」

高い技術力と、車を愛する気持ちが自慢です。

当店は皆様に気軽にお越しいただけるよう、国道38号線沿いにお店を構えています。特に修理は経験だけに頼ることなく、数値測定を行うことにより、わずかなゆがみも調整しているのが特徴です。これからもお客様に安心してカーライフを楽しんでいただけるように、車好きの社員たちが知識や技術を磨いていきます。
専務取締役/後藤さん

ジョイカル帯広38店

全メーカーの新車・中古車販売を取り扱い、車検、修理、保険など車のトータルサポートを行っている。本社は芽室町にある有限会社後藤商会。

北海道帯広市西23条南1丁目65
TEL.0155‐61‐0510
https://joycal-38.com/