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私が選んだ職場【アイアイ引越センター】

2021年9月6日公開

私が選んだ職場

高校卒業後、大工を志した加藤さん。見習いから始め、さまざまなことを吸収していきます。その時に身に付けた、重たいものを運ぶ体力や仕事への向き合い方は、現在の仕事にも生きています。

お客様の喜びが直接伝わる自分に合った職場。

配送ドライバー/加藤 純さん(35歳)
旭川市出身。運転が好きで、道を覚えることも楽しみの一つ。趣味はマイナーなジャンルのCD収集。

大工の仕事を通じて、仕事との向き合い方を学ぶ。

父親の影響もあり、高校卒業後に大工の道へと進んだ加藤さん。住宅の骨組みや窓枠、屋根板などを取り付ける木造大工と、橋や堤防、ダムなどのコンクリート部分を作る型枠大工を経験します。前者では体力を含めた基礎的なことが、後者では仕事への向き合い方をはじめ、さまざまなことが身に付いたと言います。「初めのころは教わったことをこなすだけでした。それが経験を積むうちに、今後の流れを先読みして準備をしたり、後の作業が楽になるよう、細かい作業を先に終わらせておくなどの工夫をするようになりました」。完成後ずっと残り続ける橋やダムは、通る度に自分が携わったという達成感が何よりのやりがいだと感じて仕事に臨んでいました。しかし、職場環境や作業道具の購入費用がかさむなど、さまざまな要因から転職を考えるように。実は木造大工から型枠大工へ転職する間に、何度かアイアイ引越センターでアルバイトをしたことがあったという加藤さん。当時の上司に相談をしたところ話はとんとん拍子に進み、同社への転職が決まりました。

大型家具の搬入は連携が大事。

アルバイト時代にお世話になった上司やスタッフも多く残っていて、加藤さんはすぐになじむことができました。「引っ越しの業務は変わりませんが、それまでは助手という立場だったので、トラックを運転するようになったのはこれが初めてでした」と以前との違いを話します。同社での業務は引っ越しだけではなく、家具の配送や組み立ても行っているそうですが、仕事中はどのようなことを心掛けているのでしょうか。「どちらも連携が大事ですから、作業中の声掛けは欠かせません。一緒に作業するのがアルバイトスタッフの場合、私が率先して話し掛けています」。家具などを運び入れる際、壁や床を傷つけるのはご法度。慣れていないスタッフはスピード重視で運ぼうとすることが多く、要領を心得た加藤さんが「気を付けてください」、「ゆっくり行きましょう」、「そこ大丈夫ですか?」などと優しく誘導しているそう。一人で持てそうな重量の物でも、万が一に備え二人で運んだり、家具の組み立て時は汚れが付かないよう作業用手袋を外したりと、さまざまなところに目を向け気配りをしています。

配送ドライバーでも心配りを忘れない。

同社では引っ越しや家具の配送・組み立て以外の業務も多いのが特徴で、食品の配達や精密機器といった運送業務も行っています。引っ越しシーズン以外は主に食品を配送しているという加藤さん。美瑛から富良野までのエリアを任されていて、1日に20件以上配達に回るそう。荷台の後部は跳ねるため、割れそうなものは前方に積んだり、配達順も考えて荷物を積む場所を工夫しています。また、降ろし忘れのないよう、伝票を何度も確認するなど対策は万全。更に、心掛けているポイントは積み降ろし以外にもありました。「例えば、配達先がカフェでお客様の対応をされている時は終わるのを待って作業しますし、荷受け後もすぐに帰る仕草は見せず、一拍置くようにしています。こなしているだけという、感じの悪い応対はしたくないですから」と、ここでもコミュニケーションの心配りを忘れません。
入社から1年が過ぎた加藤さんですが、トラックの整備など覚えることはまだまだあると話します。「一人でオイル交換ができるようになりたいですし、精密機械など食品以外の配送も担当できたらと思っています。教えてもらえるだけの時間を作れるようにしたいですね」。学びを止めず、高い志を持つ加藤さん。この先もますます成長し、知識や技術を積み上げていくことでしょう。

  • 固定後、ベルトによって傷やへこみが付かないよう、青いパッドで保護する。

  • 配送する荷物は、崩れないようしっかり固定する。

  • 出発前の車両チェック。普段からメンテナンスを怠らない。

まずはトラックに慣れてください。

入社後、まずはトラックの操作に慣れてもらうことから始まります。トラックドライバーとして運転は仕事の基本になりますから、車が好きな方は長く続けられるでしょう。その後引っ越し作業の手順を覚えてもらい、最終的には一人で回れるように指導していきます。仕事の幅を広げるためにフォークリフトの免許の取得などさまざまな面でサポートしますよ。
課長/若松文彦さん

アイアイ引越センター

一般家庭や事務所移転の引っ越しはもちろん、家具の配送・組み立てなども請け負う。また現在は、食品の配達や精密機器といった運送業務がメイン。帯広に営業所を設けている。

北海道旭川市永山1条1丁目1‐60
TEL.0166‐25‐3332
http://www.aiai-hikkoshi.jp/