デザインも人も自慢できることばかり。大好きな職場で頼られる人になりたい！【株式会社プロコム北海道】

さまざまなデザインや企画を生み出す現場を、経理や事務の面から支える岡田さん。尊敬できる先輩たちに囲まれ、いつか感謝の気持ちを仕事で返せるようにと、笑顔で仕事に励んでいます。

帯広出身の岡田さんが将来の仕事について考えるようになったのは、中学生のころ。「まず考えたのは、『地元でずっと暮らしたい』ということでした」。岡田さんの家族は父母と兄の4人家族。自他共に認める家族仲の良さで、家から離れた地域で働くことが想像できなかったと言います。「高校卒業後は地元に残り就職したいと考えて、就職に有利な知識を身に付けられるよう商業高校を選びました」。入学後は簿記や電卓、パソコンなどを学び、資格取得にも挑戦。卒業後の進路は、目標としていた地元の企業へ、事務職として就職しました。

その後5年務め、新しいステップへと進むために退職を決めた岡田さん。ある日、就職の時にお世話になった学校の先生に退職の報告をするため母校を訪問しました。「話しているうちに、先生が次の就職先を心配して、学校に届いていた求人票を見せてくれました」。その企業が、現在岡田さんが働いている「株式会社 プロコム北海道」でした。「少しゆっくりしてから就職活動をするつもりでしたが、ホームページを見ると、とてもすてきな会社だと感じました。これも何かの縁だと思い、面接へ行くことを決めました」。こうして当社に採用となった岡田さん。経営企画室に配属され、新たな環境での仕事が始まりました。

十勝を拠点に、デザインや販売促進の企画・制作を手掛ける当社は、数多くのパッケージデザインやロゴデザインを生み出し、それらを目にする人たちに商品の魅力やメッセージを伝えています。岡田さんは、経理や事務全般の仕事を担当。出退勤の管理や、電話対応、他部署のサポートなど、会社を広く見渡し、必要なことを実行しています。「デザイナーが仕上げた原稿を確認する校正作業を任せてもらうこともあります。月末には、その月の売り上げと納品した成果物を照合する仕事もあり、いろいろなデザインに触れられるのが楽しいです」と、業界ならではの経験も重ね、できる仕事を一つひとつ増やしている最中です。

そんな岡田さんが仕事をする際に大切にしているのは、「笑顔」と「素直な気持ち」。「もしミスをしてしまった時でも、真摯に受け止め、間違えた所をしっかり検証して、今後につなげていくことを心掛けています」。周囲と良好なコミュニケーションを図り、学ぶ姿勢が成長につながっています。

「当社の大切な価値観の一つに、『人を喜ばせたい』という思いがあります」と教えてくれたのは、取締役の石畑智永さん。仕事を通じてお客様を喜ばせることはもちろん、社内で企画するさまざまなイベントを通じて、チーム力を高めてきました。岡田さんも入社して数カ月が経ち、会社の魅力は、デザインという目に見えるものだけではないことを実感しているようです。「風通しの良い会社で、人間関係が良く、とても働きやすいです。自分がお客さんの立場だったら、必ず仕事を頼みたいと思える魅力的な人たちがたくさん働いています」と笑顔を見せます。優しいだけではなく、思ったことは互いに指摘し、それを受け止めて前進していく先輩たちの姿を手本にしたいと話してくれました。

「これからもいろいろな仕事を経験し、何でも完璧にできる人になりたいです。『岡田さんに任せておけば大丈夫』と言ってもらえるような人を目指して頑張ります」と今後の目標を話します。絶えず周囲への感謝の言葉や、会社への気持ちを表現してくれた岡田さん。これまで与えてもらったさまざまなことを、次は大好きな職場に返していきたいという強い決意を感じました。