私が選んだ職場【株式会社ビアスワークス】

決まったものを売るだけの毎日から、全く接点のなかった業界に転職した新井田さんは、持ち前の行動力と前向きな性格で次々と新たな業務に挑戦。お客様の夢をかなえる仕事に全力投球中です。

高校を卒業後、携帯電話の販売員として働いていた新井田さんは、新たなことに挑戦したいという思いを抱きながら日々の業務を行なっていました。そんなある日、手に取ったフリーペーパーでビアスワークスの募集広告を目にします。「正直に言うと、変化の少ない毎日に飽き始めていました。そこで、全く経験したことのない業界に身を置けば新たな成長に繋がるだろうと考えたんです」。建築については一切知識がない状態でしたが、未経験者でもOKという一文を見て、特にためらうこともなく担当者に連絡し応募、面接の約束を取り付けます。
後日行われた面接では臆せずにしっかりと自分をアピール。「昔からあれこれと考え込む前に行動して、失敗したらそこから学べばいいと思うタイプなんです。そんな物おじしない性格が評価いただけたみたいですね」。 個性を重視する社風もあり、新井田さんの入社は即日決定。 新たな生活が始まりました。

現在はホームアドバイザーとして営業を担当する新井田さんですが、入社当時は広報の業務を担当していました。「マニュアルのない中、会社のブランディングやイベントの企画、広告制作など、これまでやったことのないことを次々と経験しました。実践しながら覚えていきましたね」。また、当時は社長が最前線で営業を行なっていた時期で、秘書のように常に行動を共にしていたと言います。そんなある日、「私のやることをずっと見てきて覚えただろうから、今度は自分でやってみなさい」と社長からの言葉で、営業スタッフとしてデビューすることに。突然過ぎて何をどう話していいか分からず毎日反省点ばかりのスタートでしたが、入社以来、このスタイルで鍛え上げられてきたそうです。
営業の仕事では、自身の年齢にコンプレックスを感じたと言います。「例えば、何千万円もの買い物をする時に、社会経験の浅い営業マンから買うとなれば不安を感じると思うんです。それでもこの人に任せたいと思ってもらうには、それ相応の知識が必須でしょう」。若さがハンデにならないための知識を身に付けようと、寝る時間を惜しんで勉強に励みました。

一度職場を離れ、再度営業として復帰してから丸2年。今では月に1棟のペースで、コンスタントに契約を取るほど成長した新井田さんは、現在も欠かさず勉強を続けています。「建築、インテリア、住宅ローンなど、常に新しい技術や商品、用語が誕生する業界です。広い知識があってこそお客様の心に響く提案ができるので、少しでも時間があれば専門誌やインターネットで情報をチェックしてますね」。
そんな新井田さんが大事にしているのが、一人ひとりのお客様に時間を費やすこと。会話や連絡を密に取り、アンケートの回答だけでは読み取れないお客様の夢をくみ取ることが重要だとか。お客様の「こうしたい、ああしたい」を実現するためには大変なことのほうが多い仕事ですが、その分完成した家を引き渡した時の喜びは格別だと笑顔を見せます。「一生に一度あるかないかのマイホーム作りに関わって、自分が提案したものが現実の家となり新たな暮らしが始まる。そんな経験は他の仕事では味わえません。だからこそ、どんな場面であっても頑張れるんです」。
入社当初から社長に何度も言われてきた「すべてのことに対して丁寧にやりなさい」という言葉を胸に刻みながら、新井田さんはこの先も、多くの家族の夢をかたちにしていくことでしょう。