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働いてよかった!【侑愛会 つくしんぼ学級】

2018年9月3日公開

気になる職場

工夫をするのは大変だけど、考えることが楽しい。

保育士 林 美樹さん(44歳) 福島県出身。東北福祉大学を卒業後、「社会福祉法人 侑愛会」に就職。結婚を機に雇用形態を正職員からパートに変えたが、3年ほど前に試験を受けて再び正職員として働いている。

学ぶ姿勢を大切にして、常に新たな気持ちで向き合う。
福祉関係の仕事をしたいと思ったきっかけは、大学のボランティアサークルで自閉症のお子さんに出会ったこと。急に叫び声をあげたり、他の子とは違う行動をとったりするのはなぜなのか、「知りたい」気持ちが強くなったんです。
侑愛会に正職員として就職してからは成人期の施設で4年働き、結婚後は未就学児対象のつくしんぼ学級でパートとして働いていました。メリハリある生活を送りたかったので、その後も仕事は辞めずに2回の産休・育休を経て、子育てが一段落した3年前に再び正職員となりました。
私たちは毎年、新しいお子さんやご家族とかかわります。私は保育士としてのキャリアは長いのですが、経験だけに頼らず、常に新たな気持ちで子どもたちと向き合うことを大切にしています。また「若い職員からも学んでいこう」と、柔軟な姿勢を心掛けていますね。お子さんの変化や成長を感じられる瞬間はうれしい気持ちになりますし、ご家族の相談に対して一緒に悩み考え、良い報告を得られた時はやりがいを感じますね。
長男は小さい頃、私はここへ遊びに行っていると思っていたそうです。その息子が中学3年生の時にこの施設でボランティアを経験したことで、障がいを持つ子に対しての意識が変化していきました。「大変な仕事なんだね」と言う姿に成長を感じ、「この仕事をしていて良かった」と思えた瞬間でしたね。これからも健康に気を付けて、自分に何ができるかを模索しながら現場で頑張っていきたいです。

働くことでこんなに変わった!

社会の役に立てることがうれしい。
働かずにずっと家の中にいると、人との出会いは限られますし、社会から自分が必要とされていないような孤独感があったんです。でも、復帰して人に頼られたりすると、社会の中で自分の存在意義を感じられて、うれしく、やりがいにも繋がりました。仕事をしていると、休日に何をしようかと考えるのが楽しく、休日を生き生きと過ごせるところが良いですね。

元気のモト

息子たちの部活動の応援が頑張る力に。
今年、高校1年生と小学6年生になった息子たちは、部活で卓球に打ち込んでいます。長男は目標を高く持ち、親元を離れて強豪校に進学し、次男は全道大会で1位になりました。地区大会や全道大会の活躍を観に行くことが大きな楽しみ。子どもたちが頑張っている姿を見ることで、頑張る力が涌いてきます。

意思疎通ができてチームワークは抜群。

「つくしんぼ学級」は、就学前のお子さんが対象の事業所です。ご家族とのつながりを大切にしながら、お子さんが、一人ひとりに合わせた環境の中でさまざまな経験をし、「わかった」「できた」を実感するためのお手伝いをしています。職員のほとんどは女性スタッフなのですが、その中で姉御肌の林さんは、みんなから頼りにされている存在です。クラスのリーダーとして若い職員たちを力強く引っ張ってくれています。ここは通所型ですから、子どもたちが帰った後に職員同士で時間をかけてコミュニケーションをとる機会をもてるところが大きなメリット。意思疎通ができて、チームワークの良さはどの事業所にも負けないと自負しています。
園長/金沢京子さん

社会福祉法人 侑愛会 つくしんぼ学級(児童発達支援センター)

北斗市追分7丁目8-8
TEL.0138-49-0699
https://www.yuai.jp

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