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家庭の時間と対をなす自分の時間。社会で活躍できている実感が持てる場所。【ベルクラシック旭川】

2022年4月11日公開

私が選んだ職場

就職先でマナーや言葉遣いなど、社会経験を積んだ浜さん。その後結婚、出産を経て子育てに専念しますが、子どもが大きくなり時間に余裕ができたことを機に、高校時代から興味のあったブライダル業界へ。入社から7年が経ち、さまざまな新郎新婦の晴れ舞台に携わってきました。

プリンセスコーディネーター/浜 遥菜さん(32歳)
旭川市出身。2015年入社。3児の母。作り置きのおかずを作る際に、無心で野菜を刻む時間がリフレッシュになっている。

顔の見えないやり取りで丁寧な言葉選びを心掛ける。

高校卒業後の進路として、就職することを選んだ浜さん。先生が「久々に求人が来た」と話すクレジットカード会社の求人票を見ます。離職率が低く、働きやすい環境が整っているところに魅力を感じて応募、就職を決めました。研修で一通りの業務を経験し、営業部に配属。お客様からのお問い合わせや商品券を取り扱う店舗との連絡といった電話応対をメインに、使用後の商品券の事務処理やデータ整理、時には窓口に立つこともありました。クレジットカードも商品券もお金に関わるやり取りです。寄せられる問い合わせはシビアなものも多く、返答に気を使うことも多かったそう。「電話では顔が見えないので、どう説明したら伝わるかを考えて対応していました。特に言葉選びには気を付けていましたね」。その後結婚し、妊娠・出産を機に退職。浜さんは約4年間子育てに専念していましたが、子どもが幼稚園に入るタイミングで再就職を決意します。以前から興味のあったブライダル関係の仕事がしてみたいとベルクラシック旭川の求人に応募し、働くことになりました。

いい結婚式にするため、納得のいく衣裳を提案。

入社当初、浜さんは仕事のことより、子どもが体調を崩して職場に迷惑を掛けてしまうのでは、という点に不安を抱いていました。しかし、周囲には子育て経験がある主婦も多く、理解のある職場だということがすぐに分かります。「みんなで助け合っているので休みも取りやすく、安心して働けます」と話すように、仕事と家庭の両立にも次第に慣れていきました。
事務作業やインフォメーション業務では、前職で培った言葉遣いや電話応対のスキルが大いに役立ちましたが、意外と大変なのが新郎新婦の衣装合わせです。お二人の意見や要望を尊重して15、6着ほどの衣裳を提案。「新婦のドレスは重く、一人では着られません。着せたり脱がせたり試着をサポートするので、思いのほか重労働なんです」と浜さん。サイズの関係などで時には希望に添えないこともあり、「そういう時は相手の気持ちを考えたフォローをするのも気を付けるべきポイントですね」と細やかな気遣いも忘れません。試着の後は衣装のお手入れを行うのも大切な業務の一つです。可能な範囲で付着した汚れを拭き取ったり、取れそうなボタンを縫い付けたり、衣裳を常にベストな状態に保っています。

メイクと介添えで本番当日もしっかりサポート。

3年ほど前から浜さんはメイクも担当するようになり、事前の写真撮影時や結婚式当日にも活躍の場が広がりました。「式場専属の美容師から技術を教わりましたが、普段のメイクより華やかにする必要があるので自然に見えるバランスを取るのが難しかったですね」。事前のアンケートを基にご要望を伺いながら、衣装合わせで選んだドレスのイメージと一人ひとりの顔に合わせてメイクを提案しているそうです。
結婚式当日は、新婦に付いて身の回りのお世話をする「介添え」と呼ばれる役割もこなします。会場内の移動や食事に至るまで、何一つ心配することなく楽しめるよう新婦をサポート。「当日は緊張状態が続くので、心身の負担を少しでも減らせるように心掛けています。会場の雰囲気やお二人の幸せそうな表情を見ていると私たちスタッフもうれしくなりますね」。
同社では花嫁に安心して式に臨んでもらえるように、衣装合わせの担当スタッフが介添えもメイクも行い、始めから終わりまでサポートしています。ずっと関わってきたからこそ、式本番での新郎新婦の笑顔や涙を間近にすると、時には浜さん自身目が潤んでしまうこともあるのだとか。この仕事の魅力は自身が提案した衣装を着て大成功のうちに終わることだと話す浜さん。人生最良の日を迎える幸せな2人の晴れ姿を、今日も心を込めて支えています。

  • お客様の印象や好みを基に、一人ひとりにあったドレスを提案

  • ドレスにも合わせながら、式に映えるメイクを施す浜さん

  • 式を円滑に進めるため、スタッフ同士の打ち合わせは欠かせない

より良い式のためにアイデアは行動に移してみる。

コーディネーター チーフ/高橋つぐみさん

新郎新婦にとって、結婚式は人生の一大イベントです。「喜んでいただくため、私たちに何ができるか」をスタッフ全員で考えて準備しています。より良い式のために部署の垣根をなくし、横断的に携わりながら式の当日までサポートしているのが特徴です。アイデアがあれば「まずやってみよう」という社風なので、行動に移しながら成功体験を積んでいってほしいですね。

ベルクラシック旭川

ウエディングのスペシャリストが新郎新婦を全力でサポートする結婚式専門の式場。七五三や成人、百日祝いの写真撮影の他、宴会も行える。株式会社未来堂が運営。