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私が選んだ職場【バッテリースーパー世界屋】

2021年8月30日公開

私が選んだ職場

高校時代に始めたアルバイトをきっかけに接客の楽しさに目覚めた高橋さん。これまでの経験を生かした現在の職場で、お客様に笑顔になってもらいたいと、積極的なコミュニケーションを心掛けています。

相手の立場になって考える接客で、自分が輝ける職場に。

バッテリーアドバイザー/高橋亜希さん(25歳)
旭川市出身。ゲームやマンガ、ドライブが趣味。明るい声と人当たりの良い接客で、ファンになるお客様も多い。

接客の道を進み、自身の性格を生かす。

高校時代、ラーメン屋で初めてのアルバイトを経験した高橋さん。ホールを担当するうちに接客の楽しさを知り、自分に向いていると感じていました。相手の立場になって考えることが子どものころから得意で、「お子さま連れのお客様には子ども用のコップや皿を用意するなど、何をすれば喜んでもらえるのか常に考えて行動していたんです。また来たいと思ってもらえるよう、笑顔を心掛けていました」と話します。
2年後、お店の移転を機に家電量販店へと活躍の場を移した高橋さんは、おもちゃ売り場を担当します。接客と並行して売り場のレイアウトも行うことになり、新しく入荷したおもちゃのスペースを作る度、イメージ通りにならず苦戦しましたが、先輩に相談しながら修正を加え、徐々にコツをつかむ中で気付いたことがありました。それは、良い売り場にするためには「どう見せるか」が重要だということ。「例えば、子どもの目線にはどう映るのかを考え、人気のキャラクターを空間の前面に置くなどして、目を引くような工夫を凝らしました」。このような経験から、相手の立場になって考えることをより強く意識するようになったと言います。しかし、量販店の方針が受け身の接客であったことから、理想とする接客との違いを感じ、高橋さんは職場を離れることに。そのころ出合ったのが現在の店舗でした。

知識を蓄えお店に欠かせない人材へと成長。

これまでボンネットを開けたことすらないという程、車には全く関心がなかった高橋さん。バッテリー専門店という初めて聞く分野に興味が湧き、好奇心から働いてみたいと思ったそう。うれしいことに、入社して分かったのは前職と違い、自分から積極的に話しかける接客が必須だということ。それはまさに、高橋さんが望む接客業の形でした。しかし、バッテリーに関する知識どころか、自動車メーカーや車種もほとんど知らないという状態からのスタート。知識を得ることが急務でした。「それで普段運転する時に、前を走る車を必ず見るようにしていましたね。メーカーと車種をひも付けられたので覚えやすかったんです」。こうして、知識を詰め込むのではなく、普段の生活からも効率的に学んでいった高橋さん。これまで培ってきたコミュニケーション力に知識が加わったことで接客が好評で、お客様から名前を覚えてもらえるようになりました。更には、農機具用にといくつも購入されるリピーターが現れるほど、同店に欠かせない存在へと成長するのです。

手早い作業でお客様をお待たせしない。

バッテリーの販売だけでなく、交換作業も請け負う同店。バッテリーのサイズが大きいトラクターや大型車などは提携工場に作業を任せていますが、それ以外はスタッフがお客様に代わり、駐車スペースで交換することも多いと言います。バッテリーあがりが起こるのは冬が多く、作業はその時期に集中します。「お客様をお待たせしないためにも、自分自身の体調管理のためにも、短い時間で終わらせた方がいいのは明らかです。工具の扱いから段取りまで、効率的に行うことを心掛けて作業しています」。2人体制の時は声を掛け合って進めるなど、経験を積むうちにコツをつかんだことで、今ではお店で一番早く仕上げられるのだとか。また、作業中もお客様とのたわいのない会話を通して、待っていただく間に楽しませることも忘れません。
そんな高橋さんにとって、今の職場はどのようなものなのか尋ねると「自分が輝ける場所です。接客でも売り場でもこれまでの経験を生かすことができているので、この先も同じように働けたらいいですね」との答え。コミュニケーションを通してお客様へ笑顔を供給しようと、今日も高橋さんは売り場に立ち続けます。

  • 高橋さんが自分で作ったPOPを店内に貼って商品をPRする。

  • お客様の車種に合ったバッテリーを案内し、容量など細かに説明する。

  • お客様が購入したバッテリーを店舗前で交換する。

伝える力に期待しています。

当店は接客業なので、車が好きかどうかより人と話すことが好きな方に向いていると思います。積極的にコミュニケーションを取るだけでなく、分からないことをそのままにせず突き詰める高橋さんはとても評価できます。またSNSでの発信に力を入れているため、投稿を見て「行ってみよう」と行動を引き出せる、伝え上手な方はなお良いですね。
代表/佐藤美由紀さん

バッテリースーパー世界屋

安さを売りに、自動車・バイクからトラクターなどの産業機械まで、さまざまなバッテリーを扱う専門店。廃バッテリーの無料回収や出張交換なども行い、地域に密着した店舗を目指す。

北海道旭川市末広東1条4丁目8‐31
TEL.0166‐73‐8090
http://sekaiya.net/